何もできないわけじゃない
昨日、中学時代からの親友2人と飲みに行ってきました。
ふたりとも、わたしが脱毛症になって苦しんでるとき
自分のことのように泣いて悲しんだり
ずっと話を聞いてくれた大事な親友で。
そのうちの1人の子のお父さんが末期の肺がんになってしまったとのことで…もう余命宣告もされたと。
親友は至っていつも通り、明るく振舞ってはいたんですが
内心すごく不安で悲しいだろうなって思いながらいろいろ話を聞いていて。
こういうとき、なんて声をかけたらいいのか
やっぱりすごく難しいな…と思いました。
今日になって「昨日は、辛いこと、話してくれてありがとうね」と伝えたら
「こちらこそ、たくさん聞いてくれてありがとう。
話を聞いてもらうだけで、こんなに楽になるとは思わなかった。」
と言ってくれました。
そういえば看護師として働いている時もそうだったけど
自分は「話を聞いてあげること"しか"できない」と思ってるけど
当人にとっては、それは"しか"なんかじゃなくて
すごく大きな力になるんだよなぁって。
わたしもすごく辛かったとき
家族や親友には、特に何もしてくれなくていいから
側にいて、ただただ思いを受け止めてほしい、って思ってたしなぁって。
当人以外の周りの人は
何か自分が「この人の力になれてる」って目に見えたり、実感することができない
=力になれていない
って思いがちだけど
決してそんなことはないんだな、って。
何かできたか、何もできなかったか
それを決めるのは自分自身じゃなくて
相手なんだから、って
師長さんにもよく言われたな。
レスポンスがないと不安になって
自分の存在意義を見失っちゃうから
例え自己満足であっても
自分を認めてあげることって大事なのかも。
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